小児の鼻の副鼻腔という場所に炎症が起きた状態です。お子様の黄色く濁った鼻水が続く場合は注意が必要です。通常は副鼻腔の炎症が慢性化したケースを小児副鼻腔炎と言います。お子様の特徴として、鼻腔(鼻の中)が小さいため鼻水の流れ、空気の換気が不良なこと、鼻を上手く噛んで出せないこと、免疫力が弱い事などにより容易に副鼻腔炎を引き起こします。
※いずれかの症状が感じられた場合、悩まないでご相談ください。
アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となる物質)を吸入することで、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が出ます。風邪と違って、のどの痛みや熱などは伴いません。最近では発症の低年齢化が進んでおり、子どものアレルギー性鼻炎も少なからずみられます。アレルギー性鼻炎(通年性)の原因は、家の埃やダニの糞・死骸などです。ペットのフケやカビも原因となります。
鼻の奥にある咽頭扁桃(アデノイド)というリンパ組織が、通常よりも大きくなった状態です。アデノイドは3歳頃から増大し始め、6歳頃に最も大きくなり、幼小児期に働きが活発ですが、10歳を過ぎると急に小さくなります。通常はアデノイドの肥大は病的な意味をもたないのですが、時に肥大に伴って様々な症状の現れることがあり、アデノイド増殖症と呼ばれます。
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